2月10日に放送されたフジテレビ系列の番組『めちゃ×2イケてるッ!』にて、めちゃイケメンバー全員がビックリするような光景が放送された。
この日、放送されたのは「めちゃ2イケてるッ! ~ヤベンジャーズ 矢部&敦士 ニューヨーク二人旅~」だった。番組の概要はナインティナインの矢部浩之とモデルの敦士がニューヨークへ旅行して日本にいるメンバーたちへお土産を買っていくという、ごくごくありがちな内容だ。
めちゃイケメンバーたちがティファニーの長財布や、マディソンスクエアガーデンの照明など高級品をお土産としてリクエストするなか、ゲーム好きで知られているよゐこ有野晋哉のお願いは日本でも長く品切れ状態が続いていた「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」だった。
この「ミニスーパーファミコン」を手に入れるために矢部と敦士はニューヨークのゲームショップへ行き、なんとか無事にミニスーファミをゲットできたのだが、二人はそこで驚きの情報を耳にしたのである。
なんと、ゲームショップの店員は有野の大ファンで、有野が出演しているテレビ番組『ゲームセンターCX』もよく見ていると語っていて「オレは課長さん(番組内での有野のキャラクター)が大好きなんだ!」とアピールしていた。
これを目の当たりにした矢部は「今、世界で一番知名度の高いのは(めちゃイケメンバーのなかで)有野かもしれんな」と驚きを隠せなかった。
事実、有野が出演している『ゲームセンターCX』のDVDは海外でも大ヒットを記録しており、驚異的な売り上げを見せているという。実は海外のゲームマニアの間では日本のレトロゲームは大ブームで、それらのプレイ映像がたくさん収録されている『ゲームセンターCX』のDVDは、海外問わずゲームマニアたちのマストアイテムになっているらしいのだ。
また(あまり褒められたものではないが)YouTubeには海外ファンが作ったと思われる、無許可の『ゲームセンターCX』の英語字幕版や傑作選などが多くアップロードされている。
一説によると「ゲーム好きの間では有野課長の名を知らぬ者はいない」とも噂されておいて、その知名度は今や「世界のキタノ」をも凌いでいる可能性すらあるという。
めちゃイケでは「地味」「存在感がない」と20年に渡り弄られていた有野が最終回を前にして、まさかの途方もない出世をしていたとは・・・。
(文:パンダ・レッサーパン・ダグラフ ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
画像『ゲームセンターCX V』