こちらの動画はペルーの首都リマの銀行で撮影されたものである。
動画には銀行の事務所で撮影者と二人の同僚が談笑している様子が映っている。休み時間なのか、客はおらず業務に追われている様子もない。
すると立って話している男性の背後、銀行の廊下を何かが通りすぎるのだ。背丈はそれほど高くなく、子供と同じくらい。銀行の事務所にあたる場所なので、普通なら子供が立ち入らないはずの場所だ。
関連動画
Ghost Of Little Girl Caught Running Through Bank Before Vanishing Into Thin Air
撮影者も驚いて「今、泣いている女の子が通った」と話すが、同僚は驚かそうとして冗談を言っているのだろうと相手にしない。撮影者は正体を確かめるべく廊下へ向かうが、そこには誰一人いなかった。
撮影者が間違いなく目撃したと、動画を再生してみた所、確かに人影が捉えられていたのである。
この動画はネット上に上げられるなり反響を呼んで、数日で20万回以上の再生回数となった。動画を見た人からは「実際に誰か走らせて、カメラの死角になるようにすれ違えば同様のシーンは撮影できる。トリック動画ではないか」とする意見も出てきている。だが、問題の「女の子」を拡大してみると、頭こそ確認できるが大半が透けていることが解る。実態が存在しないようなのだ。
また、動画に映ってしまった影が幽霊であることを証明する動画も登場している。同じ銀行の入口を捉えていたカメラが、誰もいないのにひとりでに自動ドアが開いた様子を映していたのだ。
ラテンアメリカには「常に泣いている女性の幽霊」の伝説が存在する。今回撮影された幽霊も、伝説に登場する幽霊だったのだろうか？
（加藤史規 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部）
画像＆動画©The Hidden Underbelly 2.0 YouTube
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