世界有数の巨大なタワーや超高層ビルに関しては様々な都市伝説が語られている。
実は「超高層ビルの呪い」という都市伝説があり、世界でも五本の指に入るような超高層ビルや巨大なタワーを建設すると、災害や大不況などが発生するという都市伝説があるのだ。
これはいったいどういうことなのだろうか?幾つか事例を見てみよう。
巨大なタワーの建設事例
1,1907~09年 シンガービル、メトロポリタン生命保険ビル建設
2,1930~31年 ニューヨークに、クライスラービルとエンパイアステートビル建設
3,1973年 米国、ニューヨークに、ワールド・トレード・センター、シカゴに、シアーズ・タワー建設
4,1997年 マレーシア、クアラルンプールに、ペトロナス・ツインタワー建設
5,2004年 台湾、台北市に、台北101建設
6,2008年 中国 上海環球金融中心(上海ヒルズ)
7,2010年 ドバイ ブルジュ・ハリファ建設
建設年前後に起きた事
1,世界恐慌
2,世界大恐慌
3,オイルショック、ニクソンショック
4,アジア通貨危機、韓国ウォン暴落・IMF管理下
5,台湾不況
6,リーマンショック
7,ドバイ危機、ユーロ危機
こうして見てみると確かに、ビル建設に合わせて経済が悪化している。ある意味、神に逆らうバベルの塔の逸話のようにも思える。
また、口の悪い都市伝説マニアは、塔を建設すると不況になることから「バベルの塔」ならぬ「バブル(崩壊)の塔」だと言っている。
文:山口敏太郎事務所