世界中でみてもUFOの目撃例が多い国・アメリカ。アメリカでは6月の世界UFOの日に合わせて開催されるUFOフェスティバル然り、UFO関連のイベントも多数行われている。
今月の14~16日にはワイオミング州北東部に存在する奇岩デビルズ・タワーにて大規模なUFOイベントが開催される。
デビルズ・タワーはベルフーシュ川の近くに存在する巨岩。地下のマグマが冷えて固まり、長年の侵食によって地表に現れた岩頸と呼ばれる地形であり、麓からの高さは386m、頂上は91m×55mの台地になっている。不気味な名前だが、これは誤訳を元にしたものであり、アラパホ族など付近の先住民たちは熊に対する信仰の場所として捉えていたという。
非常に象徴的な造形の場所であるためか、1977年公開の映画「未知との遭遇」ではUFOが降り立つ場所に選ばれ、有名となった。
今年は「未知との遭遇」公開40周年となるため、それを記念してUFO愛好家たちがデビルズ・タワーでUFO関連イベントを行う。このイベントではUFOパレードや映画ファンが喜ぶイベントはもちろん、UFO研究家による講演やUFO召喚イベントもプログラムの中に入っているとか。
主催者のブライアン・オルソン氏は「UFOには科学的な側面があり、真剣に取り組んでいる人々がたくさんいる。そんな人たちに協力してもらうことができて、今回のイベントに繋げる事ができた」と述べた。
既にこのイベントは全米で注目を集めており、盛況になることが予想されているという。
関連動画
Close Encounters of the Third Kind (6/8) Movie CLIP – Communicating with the Mothership (1977) HD
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像は『未知との遭遇 40周年アニバーサリー・エディション 4K ULTRA HD ブルーレイセット』ジャケット写真より