青山霊園や谷中霊園など、規模の大きな霊園や昔からの著名人が眠っている墓地などでは、夜になると霊現象がよく起きたり、幽霊が出るとされている。
勿論それは海外でも同様で、歴史ある大規模な霊園では幽霊が夜な夜な歩きまわると噂されている。
こちらの動画はイギリスはリバプールのセント・ジェームス・マウントにて撮影されたもの。すでにお参りに来る人もいない深夜、かつて霊園だった公演の小道を不気味な黒い影が歩き回る様子が捉えられている。問題の影は動いているせいかややぼけているが、確かに影の中に顔がある事が解る。
セント・ジェームス・マウントはリバプール大聖堂の裏手にあり、ゆうに10エーカーの敷地のある、かつて墓地として使用されていた土地である。1936年に最後の埋葬が行われて後は一度閉鎖されたが、1970年代に多くの墓石が撤去されて現在に至る。歴史家のマイク・フォークナー氏によると、およそ58,000人の遺体が埋葬されているという。
この墓地にはビスケー湾で刺殺された船長や、トラファルガーの戦いで戦死した海兵たち、ビクトリア朝時代にフリークショーに出ていた小柄なアーティストの女性、コレラが流行した際に亡くなった多くの子供達等、身分も立場も様々な人々が埋葬されている。変わった所では、世界初の鉄道事故で死亡した政治家のモニュメントなども残っている。
今回撮影された人物は、果たして何者の影だったのだろうか。
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‘Ghostly’ figure captured at cemetery that is home to 58,000 bodies including a reknowned sea
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©OM PROD youtube