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痕跡本&古沢 和宏、地上波に再び登場!

古本の中には、元の持ち主によるメモ、付箋などが残っていたり、手紙や写真が挟まっているものがある。『痕跡本の世界: 古本に残された不思議な何か (ちくま文庫)』)の著者・古沢 和宏は様々な痕跡からドラマを夢想する。

童話集に挟まれたラブレターから二人のその後を、女学生の名前から百合的なドラマを…。そして痕跡本を持ち主に返す旅に著者は出かけ、持ち主に会うことに!「痕跡本」を通して本と人との関係性を考える一冊、それが『痕跡本の世界: 古本に残された不思議な何か (ちくま文庫)』だ。

本日8月10日、日本テレビ系列で放送されている朝の番組『スッキリ!」にこの本の著者である、古沢和宏が登場。痕跡本の魅力を語った。

痕跡本とは、前の持ち主の痕跡が残された古本のことである。

書き込み、破れ、挟み込み、貼り込み、切り取り、よごれにヤケ・・・・・・。

一冊の古本には、前の持ち主によって刻まれた、無数の「痕跡」が残されている。そんな痕跡本は、物語の宝庫。本と人との、誰も知らない秘密が詰まっているのである。

著者紹介:古沢 和宏
1979年滋賀県生まれ。「古書五っ葉文庫」店主。名古屋造形大学在学中に『痕跡本』の魅力に目ざめ、卒業後、愛知県犬山市のギャラリー「キワマリ荘」内で古本屋「古書五っ葉文庫」オープン。その後「キワマリ荘」の運営も引き継ぎ今に至る。犬山の城下町を舞台にしたブックフェスティバル「ブックマークイヌヤマ」を主催したほか、日本各地で古本や痕跡本にまつわるイベントを多数開催している。