夫と死別!子供の急死!自ら惨死!呪われたプレイメイト、泥沼遺産相続裁判

世界中で人気のアダルト雑誌、PLAYBOY。中でも表紙を飾るなどして特に人気となったモデルはプレイメイトと呼ばれている。

だが、そんなプレイメイトと呼ばれた女性たちの中には、不幸になってしまった人物やスキャンダルの中心となった者も多い。

1994年、一人の女性の結構が世界中の注目を集めた。彼女の名はアンナ・ニコル・スミス。63歳も年上のテキサスの石油王として知られる富豪と結婚したため、財産目当てなのでは等と疑惑が向けられることになったのである。

そして95年8月に夫は他界、結婚して僅か14ヵ月で彼女は未亡人となった。残された莫大な遺産の相続権を巡ってアンナと夫の遺族らは裁判を繰り広げることとなった。




しかし、2006年に裁判の相手であった義理の息子が病死。亡くなった夫の遺言書も発見され、一時は彼の遺族に遺産が渡ったが、その数ヵ月後にアンナは出産。この子こそが遺産を受けとるべきだと相続権を主張しはじめたのである。

既に高齢だった彼女の夫との間に子供が産まれるとは思えず、子供の実の父親を名乗る男性も複数現れ、裁判はスキャンダルを巻き込んで泥沼化していった。

だが、そんな最中にアンナ本人は2007年に急死してしまった。前夫との間に生まれた息子が亡くなったのち、彼女自身の生活は急速に荒み薬物に溺れた結果とみられている。

多くの謎を残したまま、主要な人物が全て亡くなってしまったこの事件だが、未だに遺産問題は決着する様子がないという。

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像は『The Anna Nicole Smith Collection』ジャケット写真より




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