未確認生物は、何もネッシーやビッグフット、チュパカブラのような本当に生息しているのか解らないものや、奇妙な生態や特徴をもつものばかりではない。
存在が確かでないもの、新種と認定されていないものであれば未確認生物とみなされることもあるのだ。
実際、ゴリラやジャイアントパンダ等は比較的最近発見された動物になるが、種として確定されるまでは長らく未確認生物として扱われていた。21世紀の現在でも新種の生物が発見される可能性がある以上、未確認生物というものは決して無くなることはないのである。
そんな、いずれ新種として発見されるかもしれないとされている生物は複数存在しており、その一つがコビトゾウだ。
別名ピグミーゾウともいい、中央アフリカや赤道ギニア等に生息しているとされており、比較的最近まで目撃例や捕獲例が存在していた。大きさは成体でも体高が1.6~1.8メートルしかなく、子象に至っては大型犬程度の大きさしかないとされている。
1982年にはコンゴ共和国リクアラで成体4頭、子供2頭の姿が確認されており、今も生息している可能性が高いと見られている。
アフリカでは、19世紀にカバの種類の中では非常に小さいコビトカバが発見され、新種とされている。もしかしたら、コビトゾウもいずれ新種として発見されるかも知れないのである。
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(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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