地球に一番近い惑星である火星には、異星人の拠点となっているのか、知的生命体が存在していないにも関わらず人工物や生命の痕跡らしきものが探査機からの画像等で確認されることがある。
今年の3月17日に火星探査機オポチュニティのローバーが撮影した火星表面の画像には、人工物のようにしか見えない謎の物体が写り込んでいた。
白黒画像ではあるが、明らかに異質の物体が地表上に存在している。非常に平べったく表面は滑らかなようで、よく見ると車のような足回りも存在しているようだ。
周囲と比較しても光源に矛盾はなく、合成やノイズ等ではないことが解る。しかし、岩石とは質感が違うため、やはり人工物のように思われる。
果たして、この物体の正体は何なのだろうか。異星人のUFOが写り込んでしまったのだろうか?
この画像はローバーが火星のMeridiani Planum地域に位置していた時に撮影されたものと見られている。この事から、謎の物体はこのローバー自身の部品であり、着陸システムから剥がれた破片である可能性が最も高いとされている。
探査機にとって着陸は難しいものであり、また過酷な環境での経年劣化により多少の部品の剥離は十分に有り得る事だという。実際、探査機が自機から剥離したの残骸の写真を撮っていたことは過去にもあった。
少し残念な結論かもしれないが、少なくとも陰謀論者の主張よりも理にかなっている結果なのは間違いないだろう。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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