1947年7月、アメリカ・ニューメキシコ州ロズウェルにて、空軍が「空飛ぶ円盤が墜落、破片を回収した」というプレスリリースを行った。いわゆる「ロズウェル事件」である。
当時ロズウェル陸軍飛行場から出されたプレスリリースを元に、多くの新聞社が記事を出した。しかし、その数時間後に空軍の司令官が「発見されたものは空飛ぶ円盤ではなく観測用気球だった」と訂正。
実際に記事も修正され、一度は事件が風化するも、後の調査で「空を横切る火の玉を見た」「墜落現場付近の農場で、正体不明の金属片や金属箔が多数見つかった」「夜闇に紛れて巨大なものを移送しようとしている軍を目撃した」「軍の輸送トラックに宇宙人の死体が載せられていた」等の情報が次々と出てきて、「軍が秘密裏にUFOと異星人の死体を回収したのではないか?」という疑惑が70年経った現在でも存在しているという、代表的なUFO事件である。
さて、そんなロズウェル事件の証言は近年でも調査の結果、新しいものが出てくるものでもある。
1999年、ロズウェルを調査していた民間調査員が70年前に保安官とともに現地に急行した人物へのインタビューに成功したという。
その人物の証言によれば、問題の飛行物体が牧場に墜落したようだと言うことで現場に保安官と急行すると、崖の側壁に何かがぶつかったような痕跡と、丸い皿状の物体が峡谷に墜落している様子が確認できたという。そして、見える範囲で4人の小柄な人物が倒れていたのを目撃したという。ちなみに全員体の割に大きな目と足をしており、肌は茶色かったという。現在のエイリアンの典型である全身が灰色のグレイ型エイリアンとはまた少し違った姿であったようだ。
UFO研究家によれば、現在でも本人やまた聞きの形で事件を覚えている人が存在するはずだとのこと。70年の節目を迎える今年、また新たな事実が出てくるのだろうか。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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