アーサー・C・クラーク氏原作の「幼年期の終わり」という小説をご存知か?
偉大なSF作家アーサー・C・クラーク氏の「2001年宇宙の旅」続編「2010年宇宙の旅」と並ぶ名作である。
アメリカでは2015年地上波で、日本でも2016年AXNでドラマも放送された。
そして「幼年期の終わり」にはイルミナティのメッセージが多数出現する。
概要はオーバーロードという全能なる宇宙意思に遣わされたカレルエンという宇宙人が地球に来訪し、人類が次の段階を進化を遂げるが、結局地球はある強力な超能力を持つ少女に全てのエネルギーが吸いとられる。しかし、ドラマではオーバーロードはイルミナティのシンボルである「万物を見る目」で象徴されるのだ。そして、その使いのカレルエンは悪魔=ルシファーの姿形をしている。
2016年にカレルエンが宇宙船に乗って地球に降臨し、その時は姿は見せない。そして、15年後にも再び降臨し初めてルシファーの姿を表す。
2035年に地球はオーバーロードの管理下の元、一時的に戦争や疫病の無くなる黄金時代を迎るす。2039年、その黄金自体に産まれた子供たちは超能力を持ちテレパシーで会話し、一人の少女と全員意識が繋がっていてる。少女はオーバーロードと一つに統合し全ての子供たちも天に召されるようにエネルギーを吸いとられ、宇宙意識と統合される。
2124年、地球もエネルギーが吸いとられ、最終的に核爆発が引き起こされ地球は滅亡。
この作品は「地球=宇宙人植民地」という考え方の発端となった。ハッピーエンドとは程遠いが、大変興味深くも恐ろしいストーリーである。
クラーク氏の「2001年宇宙の旅」で現在のインターネット社会が、続編「2010年宇宙の旅」では木星の衛生エウロパでの生命の存在可能性が予言のように記した。
そして、筆者は「幼年期の終わり」は人類の未来を予言しているように思うのである。
「幼年期の終わり」もイルミナティのシナリオ、イルミナティの「ニューワールドオーダー」を予言し、そして人類の未来に警告を与えているのではないだろうか?
クラーク氏はメンサ(入会条件を上位2%のIQを有する者に限定した国際的な団体)の会員でもあった。メンサには多くのイルミナティも入会していると言われるが、イルミナティとも交流もあったのかもしれない。
現在、トランプ大頭領やプーチン大頭領を始めとした各国政府首脳やバチカンのベネディクト16世、NASAまでもが宇宙人の存在を肯定するような発言が増えている。カレルエンのような宇宙人が人類の前に正式に姿を現す日は近いのかもしれない。そして、2039年の人類の変化に関してもヒトラーが予言している「2039年1月、現在の人類は地球からいなくなっている」が本当に実現するかもしれない。
これまで、ヒトラーの2039年予言は「人類の滅亡について言っている」というのが通説だったが、「現在の人類はいなくなる」=「人類は進化を遂げ超能力者だらけになる」という意味なのかもしれないのだ。
現在、既に人類のDNAは変化していて、中には二重螺旋ならぬ三重螺旋・四重螺旋を持つ子供たちが生まれていて、彼らは超能力を有するという。
「幼年期の終わり」に記された人類の進化、進化に淘汰された滅亡は既に始まっているのかもしれない・・・。
(深月ユリア ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像は『地球幼年期の終わり【新版】 (創元SF文庫)』表紙より