子供部屋に潜んでいるぞ、いたずら好きな妖怪「ブギーマン」

 この妖怪『ブギーマン』の伝説は、スコットランドが発祥であると推測されている。

 別名『ブーゲイマン』と呼ばれており、日本語では『子取り鬼』と翻訳されることが多い。




 欧米の子供たちの間では昔から信じられており、子供をさらうという悪戯をする。近い性質の妖怪をあげるならば、『ゴブリン』や『バグベア』が近いのかもしれない。

 基本、『ブギーマン』は男性であるが、女性の場合も地域によってはある。その姿は地域や目撃者によって違うが、小柄で身体の色が黒く、毛深いという証言が残されている。そのため、子供が持つ漠然とした恐怖が実体化したものだという説もある。

 『ブギーマン』が行う悪戯は、イボを子供に伝染させたり、箪笥の中や寝台の下に隠れていていきなり威嚇したり、窓を引っ掻く音をたてたり、子供が夜遅くまで寝ないと食べたりする。




 米国では、子どもが夜寝なかったり、わがままを言うと「言うことを聞かないと、”子供部屋のブギーマン”が来るよ!」と言って叱りつけていたそうだ。

 『ブギーマン』は欧米の文化に深く根付いている。人気映画『ハロウィン』シリーズに登場する架空の殺人鬼のことも『ブギーマン』と呼んでいるし、 第二次世界大戦中に何度も目撃された未確認飛行物体のことも、『ブギーマン』と呼ばれていた。

(山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像は『Goya’s Que viene el Coco (“Here Comes the Bogeyman / The Boogeyman is Coming”) c. 1797』

 

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