既に存在しないビルが写った!?「幽霊ビル」を撮影した!?

幽霊というと、何も人間の霊に限った話ではない。

動物霊や、長年使われた道具に魂が宿ってひとりでに動き出す、つくもがみのような器物の霊も存在する。そんなつくもがみの事例に近い、建物の霊が出現した?としてイギリスで話題になっている。




こちらの写真はイギリスはグラスゴーの高速道路から撮影されたもの。助手席に乗っていた撮影者が何気なく車窓からの風景を撮影してみたところ、このような影が写り込んだのだという。真っ直ぐに立ち上るぼんやりした影は、かつてこの場にあった印象的な建物を思わせるものだった。

ここにはかつて、複数の集合住宅が建っていた。

中でもレッド・ロード・フラットと呼ばれていたビルは名前の通り、全体が赤い細身のビルで遠くからでも解るほど、特に目立っていた。この一帯6区画にはそんな高層住宅が幾つも存在していたのだが、老朽化のため2015年に1年かけて計画的に爆破解体され、数十年の歴史に幕を閉じた。

写真を比較してみると、確かに今回の画像はぼんやりとしているものの、レッド・ロード・フラットに酷似している。




撮影者は、偶然何かが写り込んで似たものが写っただけではないかと思い、数週間後に再び同じ場所で撮影してみた。その結果、全く同じ幽霊のようなぼんやりした高層住宅の影が写り込んでしまったのである。

果たして、この影の正体は何なのだろうか。道路標識等の残像とする意見があるが、撮影者はカメラの前に影を作り出すようなものは何も存在していなかったと証言している。

(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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