山口敏太郎はUMAの分類を以下のように行った。

 方法としては、生物を次ぎの四分野に分類する。実際の生物(RA=リアルアニマル)、未確認生物(UMA)、神話や伝説上の妖怪・怪物(FMA=ファンタジーミステリアスアニマル)、明らかに書籍、漫画、映画、ゲームで企業や作家により創作された著作権が含有する(キャラクターアニマル)。

 その生物のリアリティは、実際の生物(RA=リアルアニマル)→未確認生物(UMA)→神話や伝説上の妖怪・怪物(FMA『フォーマ』=ファンタジーミステリアスアニマル)→明らかに書籍、漫画、映画、ゲームで企業や作家により創作された著作権が含有する(キャラクターアニマル)というベクトルで減少していく。




 逆にこのベクトルを逆行すると、そのルーツが分析できる。つまり、キャラクターアニマルが生まれたルーツは、FMA(フォーマ)であったり、UMAやRA=リアルアニマルであったりする。

 更に、FMA(フォーマ)は、UMAの目撃事例や変わったRA=リアルアニマルが誕生したルーツであったりする。更に近代に生まれたUMAのルーツは、RA=リアルアニマルの珍種や帰化生物、巨大な固体や新種の生物、更には古代生物の生き残りであったりもする。

 かつて博物学が発展した頃、渾然としていた生物がRA(リアルアニマル)とFMA(フォーマ)に分割され、二十世紀以降この両者をつなぐUMAの概念と、商業主義に基づいたキャラクターアニマルが生まれた。この四分野の認識が新たなUMA研究を開くのである。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)




 

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