車で道路を走行中に、幽霊らしきものと遭遇してしまう。
怪談にありがちな展開だが、正にその怪談を思わせるような現象が起き、動画として撮影されるという事件が起きた。
この映像は車のドライブレコーダーが撮影していたもの。夜の道を走行中、車のヘッドライトが道の真ん中にある奇妙な影を照らし出した。
その影はまるで横たわっている人か、上半身しかない人のように見えるものだった。動画データは車が交差点に近づき、問題の影が目の錯覚等では無いことに気が付いて運転手や同乗者がパニックに陥る様子が解る。運転手は車を一時停止させ、バックしてその場から離れる事を選ぶのだった。
この映画は、マレーシアの首都クアラルンプールのタマン・タシク・ペルダナ(Taman Tasik Perdana)とブキット・トンクゥ(Bukit Tunku)を繋ぐ道路で撮影されたものである。
この動画がネット上に公開された後、多くの人から自分も同じような経験をした事があるという証言が寄せられた。
だが、地元の人によると、路上に現れた人影は一種の路上強盗だった可能性が高いとされている。
そのまま道を進んでいれば車を減速せざるを得ないが、スピードが落ちた所で路肩に潜んでいた強盗仲間が飛び出してきて車を奪う算段だったのではないかというのだ。この道路では過去にも同様の強盗が何件か発生しているという。
彼らは運良く強盗の被害を避けられたのか、それとも幽霊から逃れられたのか。どちらにせよ、彼らが幸運だった事に違いはないだろう。
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Driver Freaks Out After Spotting Ghostly Figure Sitting In Middle Of The Road
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)