まれに普段は見かけないような生物が発見・捕獲され、新種ではないかと話題になる事がある。
だが、今回フィリピンで捕獲された魚はこれまでにない特徴を備えており、注目を集めている。
フィリピンのミンダナオ島にあるロペス・ジャエナの漁師たちの網にかかった魚は、体の模様として複雑な図形やアルファベット、数字が浮かび上がっており、まるで全身にタトゥーを施されているような状態だったのだ。
写真で見ても解る通り、盾やバナーなどのシンボルが組み合わさっている事が細部まではっきりと確認できる。
この魚の写真が漁師らによってネット上に公開されると、大きな反響を呼んだ。漁師らはウイルスなどに感染して皮膚病になった可能性を考えていたようだが、あまりにも複雑かつ精緻な模様に、偶然では有り得ないとする意見が寄せられていた。
中には文字や数字が強調されているので、地震などの災害が起こる前触れとして人類に向けたメッセージが刻まれているのではないかとする意見も出てきている。
一方で人為的ないたずらの可能性も上げられているが、薬品や専用器具でこのような模様を人為的に仕込んだとしたら、魚が弱ってしまって放流しても絶えられないのではないかとする意見がある。
自然のいたずらか、人為的なものか、それとも超自然的な何かがメッセージを送ってきたのか、果たして真実は?
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)