病死した少女が憑依「動く人形」と米国最恐の心霊スポット

人の生死に密接に関わる現場であるためか、病院にまつわる怪談や心霊関係の話は洋の東西を問わず多い。また、廃病院が舞台になることもままある。

アメリカのケンタッキー州に存在するウェイバリーヒルズ・サナトリウムは、アメリカ国内でも有数の心霊スポットとされている廃病院だ。




1910年7月に開業して後、当時はまだ治療法が確立していなかった結核患者を多く収容、結核治療法が確立されて患者が減少し1962年に閉鎖されるまでの50年間で、実に数千人の患者を収容していたという。なお、その後数年経って総合病院に生まれ変わり再び開業するも、今度は職員による患者の虐待が発覚し1980年に再び廃業、閉鎖の道をたどっている。

昔は結核は死病と考えられていたため、治療の甲斐無く亡くなった人物は老若男女併せると6千人にも及んだという。特にウェイバリーヒルズ・サナトリウムには若くして亡くなった子どもや女性の霊が出ると言われており、有名なものではティミーという「ボールを転がす少年」の霊が出ると言われている。彼はわずか6,7歳でこの世を去っており、この病院にボールを持って入って彼の名を呼ぶと、誰も触っていないのにボールが独りでに動き出すという怪異が起きると言われている。

サナトリウム・動く人形2

また、このサナトリウムに入院し13歳で亡くなった少女アンの霊を慰める目的で、集められた人形のコレクションが存在していた。この人形コレクションは散逸してしまっているものの、一部は今でも現地のオカルト研究家の元で保管されている。この人形には、彼女の霊魂が今でも入り込んでいると言われており、時折独りでに動き出すなどの怪異が起きるとされている。

なお、「アンの魂が入った動く人形」は現在ライブカメラで24時間撮影されており、誰でも人形の様子を見ることができる。そしてウェイバリーヒルズ・サナトリウムも毎年秋のハロウィンの期間限定で本物のお化け屋敷として開放され、中に入ることができるそうだ。

あなたも実際のお化け屋敷に入って、または霊魂の入った人形を観察してみてはいかがだろうか?

【動く人形のライブカメラ】
LIVE CAM: Meet Ann, Our Haunted Doll presented by The Lineup and Destination America





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