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秘密結社はどうやって運営しているのか?フリーメーソン内部の役職とは

 世界を裏から操っていると噂される秘密結社フリーメーソン。

 先の記事でフリーメーソン内部に存在する独自の位階制度について述べたが、ではどのような役職があってフリーメーソンは運営されているのであろうか。




 フリーメーソンは国や州といった地域単位でロッジという支部に分かれており、運営は役員たちが行っている。

 そのロッジを取り仕切る代表者はワーシップフル・マスターと呼ばれ、そのマスターを補佐し共に運営を行なうのがシニア・ウォーデン。次にロッジの訪問者がメンバーであるかを確認する役職のジュニア・ウォーデンが存在し、他にも秘書であるセクレタラーや組織会計を行なうトレジャラーなどがある。
 また、前述の役員の間で伝達役を行なうディーコンという役職も存在している。

 新規にフリーメーソンに加入する場合は彼らと対面することになるのだが、入会などの儀式ではマスターが東側、シニア・ウォーデンが西側、ジュニア・ウォーデンが南側、新規メンバーは北側の席につくなど、普通の組織とは違った特色や慣習が存在している。




 さらに、先の記事で紹介した位階制度により、新たにマスターとして認められた際にはメンバーの前でマスターと共に「ライオンの握手」などの儀式を行う必要があるそうだ。
 
 長年の経緯もあってフリーメーソン側からの情報公開もなされてきているが、未だに詳細が判明していない部分も多く、特にこれらの儀式には未だ不明な点や謎に包まれた点も多く存在している。

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©PIXABAY