アフリカ大陸の南東にあるマダガスカル島は、遙か昔に大陸から孤立したことにより独自の生態系が築かれている事で有名だ。そんなマダガスカルにも勿論、未確認生物が存在しているという。
中でも注目されているのは、二種類の謎の猿人の存在だ。まず小型の種は『カラノロ』と呼ばれており、ひじょうに小柄で身長は1mにも満たないと言われている。
全身毛むくじゃらだが、知能としてはなかなか発達しており、軽い道具なら使用が可能だと噂されている。
この小型の猿人はひょっとしたら、アウトラスピテクスがそのままの形で生き残ったものではないかという説も出ていた。
マダガスカルには、もう一種類猿人が存在しているという。
『オンバス』と呼ばれる巨大な猿人である。この猿人『オンバス』は、人間の成人男性ほどの 背丈があり、中には 170センチを超える個体もおり、こちらは別種の猿人の生き残りではないだろうか。
二種類の猿人は共に、非常に温厚で臆病な性格をしており、なかなか人間の前に姿を現さないので、写真や毛、糞など直接的な証拠が残されていない。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
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