カナダで奇妙な飛行機事故が発生し、国民の注目を集めているという。
先週木曜日の16日、オンタリオ州スーペリア湖付近にて小型飛行機が事故で墜落。通報を受けてオンタリオ州警察が現地に向かったのだが、現場からはあるものが消えていたのだ。それは飛行機の操縦士である。
現場には墜落した飛行機やその破片が雪の上に散乱していたのだが、操縦士の姿は発見できなかった。奇跡的に軽傷ですんだ操縦士が助けを求めて現場を立ち去ったのかとも考えられたが、人の足跡をはじめとする証拠は何一つ見つけられなかったのである。
今回墜落した飛行機はセスナ機で、33歳男性の操縦によりアナーバー市の空港から離陸したことが解っている。
警察は「操縦士がどのように現場を離れたのかは依然として謎である」と述べ、可能性があるとすれば墜落するより前にキャビンのドアから投げ出されてしまった事等が上げられるという。
捜査の規模は縮小されたそうだが、警察は今も行方不明の操縦士に関する情報を集めているという。
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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