トランプ大統領が就任し1ヶ月が経過した。そして本日(現地時間2月28日午後9時)には初めて施政方針演説を行った。
当選後から国益を最重要視しアメリカ第一主義を掲げるトランプ大統領の発言は注目を集めてきた。移民対策の強化やメディア批判など、過激な発言も健在であり、今回の施政方針演説もどのような内容となるのかアメリカ国内のみならず世界中の人々が見守っている。
そんな過激な発言を繰り返すトランプ氏に対し、アメリカの魔女やオカルトを信奉する人々が「トランプ大統領及びその支持者を呪う」と声明を出している。
魔女というと創作の世界のキャラクターを想像しがちだが、霊能者や占い師、拝み屋さんのような感覚で現在も欧米で残っているという。
そんな彼らが今週の金曜日の深夜12時、全米各地で儀式を行い、トランプ大統領が失脚したり退任するように願うのだという。
ろうそく、ピン、塩、試合、タロットカード、羽根など、各々が独自の道具を用いて、トランプ大統領に見立てた人形(ヒトガタ)に対して「塵や灰になって吹き飛ばされる」よう、呪いをかけるのだそうだ。
なお、この儀式はトランプ大統領が辞任するまで月一で行われるとのこと。
一方でトランプ大統領支援者側はこの呪いに対抗すべく、エクソシストらが守ろうとしている噂もある。
トランプ旋風はついにオカルト業界にも影響を及ぼすようになったのだろうか。今後の動向に注目したい。
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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