現在、ネットを中心に話題となっている奇妙な男の目撃情報が話題になっている。
都内池袋駅の地下通路で、昨年の12月24日午前9時頃撮影された映像には、一人の男性の姿が映っている。
撮影者は女性なのだが、彼女の背後から1人の20~30代の男性が現れる。女性が地上へ出る階段(1a出口)を上っていくと、その背後でじっと見守るように立っているのだが、女性を追跡している間からずっと、男は下半身を露出していたのである。
この男性はある人物のツイートを発端としてネットで話題になっていたという。
撮影した女性によれば、去年の10月か11月頃からこの男性のものらしき気配を背後に感じていたという。常に背後にいたことや、スマートフォンを手にしている様子を見たため、はじめは盗撮かと思ったそうだ。
だがある日、また同じ場所で待ち構えていることに気がついた女性がスマートフォンの動画を起動した所、一部始終を撮影することに成功したのだという。
なお、女性はこの男性と面識はなく、何度もつけ回されるようになったので背後から何かされるのでは、と不安になり、警察に相談をするために証拠として撮影したのだそうだ。
女性が撮影したのは3回で、いずれも下半身を露出する様子が捉えられていた。
昨年ネットなどで報告が相次ぎ騒ぎとなった、近鉄線で電車やホームを見つめながら乳首をいじる様子を見せ付ける「乳首おじさん」など、近年は一風変わった性犯罪が注目を集めることが多い。
しかし、容易に撮影しネットに上げてしまう行為はメリットもあるが、デメリットも生じる。メリットは撮影すれば証拠になり、告発や注意喚起ができる点だが、もし犯人では無かったり行き過ぎた場合、名誉毀損になるデメリットも存在しているので、ネットに上げたりしてしまうより先に、警察に相談したほうが良いだろう。
なお、女性から通報を受けた警察は、ストーカー行為の前兆に当たる可能性が高いとして捜査を進めているという。
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)