日本テレビの人気番組『笑点』が2017年1月8日より連動データの放送をスタートした。これは笑点の大喜利コーナーの放送中にリモコンの連動ボタン(通称Dボタンを)を押すとメンバーに座布団を与える画面へ移動。視聴者側は司会者に代わりメンバーのいい答えに座布団をあげることができ、逆にダメな答えには座布団をとることができる。
連動データ放送ではプレゼント企画も行われており、放送直後からアクセスが集中しているが、実はこの連動データ放送の評判については、早くも視聴者の間で賛否が分かれているのだという。
その大きな原因が2016年から笑点メンバーに選出された、林家三平への風当たりの強さという。
くだんの通り、視聴者は司会に変わって、面白い答えには座布団をあげられ、つまらなかった答えには座布団を取り上げることができる。
1月15日放送の笑点では大喜利スタート時から視聴者の座布団は三遊亭小遊三5215枚、三遊亭好楽4598枚、林家木久扇5981枚と接戦ではあったが、新メンバーの三平だけはスタート時247枚と、他のメンバーの10分の1以下という非常に不利な状態から戦いを強いられていた。
さらには三平がなにか答えを放つたび、三平の座布団はみるみる減っていき、最終的には「0枚」になったことが15日の放送だけでも3回発生したのである。
例えばであるが、
お題:「日本にきた外国人が驚いたものとは?」
三平の回答:「みかん狩りにいったらオヤジ狩りにあった」
という、面白いのか、そうではないのかが微妙な答えではあった。しかしながら、恐らく林家三平に対して悪意を持ってる一部の視聴者が三平の座布団を取り上げるためにボタンを連打。作為的に「座布団0枚」にしているのでは、と想像できるのである。
一部の視聴者からは「確かに三平はおもしろくないが、明らかにやりすぎ」「新人イジメのようで見ていて不快」と視聴者の間でも、思わず三平を心配する声が相次いでいる。
2017年、新メンバーとしては2年目を迎えるこの年。ぜひ三平には逆境に負けず頑張ってほしいものだが・・・。
(ミッチェル横山 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
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