心霊スポットなどで撮影された動画に、霊らしきものが映り込んだとして報告され、注目を集める事が多いが、その動画に映っている霊の姿は大抵オーブやぼんやりした影のようなもので、明確に人と解る姿が映り込んでいるものは少ない。まれに姿がはっきりしたものも存在しているが、それは俳優によるスタジオ撮影など、仕込みが大半だ。
しかし、海外で撮影された心霊スポットでの動画に、はっきりと人の顔らしきものが映り込んだとして話題になっている。
問題の動画はイギリスのウスターシャー州ダーミンスターに存在する、有名な心霊スポットドラケロー・トンネルにて撮影されたもの。撮影者は民間の超常現象調査グループの一人であり、暗視モードにしたカメラを回しながらトンネルの中に入っていったという。
このトンネルは過去に落盤事故があり、そこで働いていた作業員6人が死亡したとされている。以降、このトンネルには犠牲となった作業員を含め多くの霊が出る心霊スポットとなったと噂されているのだ。撮影者は幽霊に「誰か居ますか」「この場所にこだわっていますか」等、質問をしながら蛇行するトンネルの奥へと入っていった。すると、午後11時半頃、彼の呼びかけに答えるようにして、ぼんやりと人の顔が浮かび上がったのである。
その顔は鼻あたりから顎にかけて、顔の下半分だけであったが、画像でも男性のように思われる顔が現れていた様子が見て取れる。
イギリスの超常現象研究家らは、幽霊との交信に成功しただけではなく、その姿も捉えた画期的なケースであるとして、より動画と現場の検証を行っていく予定だという。
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‘Ghost of dead worker’ spooks paranormal investigator
(加藤文則 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)