渋谷区の高架下に配置してある『謎のブロック』が話題になっている。
このブロックは設置された時期こそ不明だが、古くからあったようで今月に入りTwitterで話題になり、著名ジャーナリストが相次いで取り上げたことから注目された。
このブロックについては間隔が狭く配置されていて、人間が入り込めないようになっているため「ホームレス対策のために設置された」という噂があったために、写真を拡散したジャーナリストたちのなかでは「非人道的ではないか」と物議を醸していた。
後日、このブロックの正体を突き止めようと、とあるTwitterユーザーが渋谷区役所および首都高速道路に問い質してみたところ、理由は「ゴミの不法投棄」を防ぐためと説明された。
以降、公にホームレス排除説が否定されたことによって、ホームレス排除説を拡散した一部ユーザーたちへバッシングが相次いだ。
しかし、一部では「本当にゴミが理由なのか」と改めて議論されている。というのも、実際ブロックが話題になった数日後には撤去作業が行われており、あまりの手際の良さに「ゴミ避けは建前で本当はホームレス対策だったのではないか」と改めて疑惑の目が向けられ始めた。
もっとも、首都高の高架下は日本有数の交通量の多さで、事故の危険もあるためにホームレスがテントを張って移住するのは現実的には考えづらい。
しかしながら、未だにいったい何故あのようなブロックが設置されたのかが誰からも語られることがないという、非常にミステリアスな事態になっている。
(江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)