冬季限定!?ミステリーサークル、謎の氷の円盤「アイス・サークル」

いよいよ冬本番。寒さが厳しい日が続き、北海道では冬の嵐が吹き荒れ本州でも今年は例年より早く初雪を観測した場所が多く出ている。

さて、そんな寒い環境で報告される奇妙な自然現象が存在している。それが、氷のミステリーサークルともいうべき「アイス・サークル」だ。

アイス・サークルは川や池などで発生し、真円に近い氷の円盤が水面に浮かぶというものである。

直径は数メートルとかなり大きいものが多く、不思議なことにサークルの周囲の水は凍結していないという共通点がある。また、川などの水の流れに流されることなく、回転しながらその場に浮かんでいることが多いという。

例えば2009年にイギリスで発見されたアイス・サークルは、川の中で流されることもなくゆっくりと回転していたという。また、2008年にロシアで発見されたアイス・サークルは、周囲に小型のアイス・サークルが多数出現していた。




果たして、アイス・サークルの正体は何なのだろうか。一説には、凍結した川の氷にひびが入り、大きく割れたものが風や水の流れで削られていくうちに真円に近い形へ変形していったものと見られている。川に出現したアイス・サークルの場合、急な流れのある所ではなく、幅が広く淵のようになっていると思われる箇所に出現しているためだ。

このアイス・サークルの事例は海外でたびたび報告されているものなのだが、冷え込みの厳しい昨今、もしかすると日本でも発見されるかもしれない。

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)




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