アメリカ・インディアナ州で、奇妙な人型の未確認生物が目撃されて話題になっている。
11月10日、インディアナ州ホバートの住民らが森の遊歩道を散策していた時、奇妙な生物が前方を横切った。それは灰色がかった肌で四足歩行する、人間のような姿をした生物だった。
初めて目にする異様な生物の姿に人々は驚き、その場を動けずにいた。すると、こちらに気が付いたのか謎の生物は「ブタのように鼻を鳴らしながら」彼らの方に早足で近寄ってきたと言う。
その場にいた全員が身に危険を感じ、現地に詳しい人が誘導し、彼らは大急ぎでその場を離れたそうだ。なお、追いかけてくる最中にもブタのような鳴き声が聞こえ続けていたという。
この目撃証言から、ピッグマンが現れたのではないかとするオカルト研究家も存在している。
ピッグマンは日本語に直訳すると“豚男”であり、その名のとおり、頭は豚で、体は人間だといわれている怪物だ。比較的新しい怪物で、70年代からアメリカ・ノースフィールド周辺で、ピッグマン目撃談が発生している。この怪物ピッグマンには、悲劇的な誕生話がある。
実は、豚男は裕福な家に生まれた。だがその容姿が災いし、牧師によって教会の隠し部屋に幽閉されてしまったという。だがある日、教会に火事が発生。ピッグマンは混乱に乗じて外部に脱出することができたのである。その後、ピッグマン人間社会に復讐を誓い、人を襲うようになったとされているのだ。
今回目撃された生物について、皮膚病などで毛が抜けたイノシシではないかとする意見もあったが、目撃者らは毛が抜けたからといって、あのような姿になるとは思えない、シルエットが違いすぎているとも証言している。
果たして、彼らの前に姿を現したのは未確認生物のピッグマンだったのか。アメリカのオカルト研究家らは、現場や彼らの証言に注目しているという。
The Shocking True Story Of The Northfield Pigman
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
※写真はYOUTUBEからのキャプチャ