芸能都市伝説

【白い粉】立川談志の「遺骨」がこっそり発売されていた?

2011年に亡くなった落語家の立川談志師匠。落語界の天才・鬼才として数多くの伝説を残した人物であるが亡くなった後、いかにも「談志らしい」都市伝説が業界内を駆け巡った。

それは「立川談志の遺骨がこっそり売られていた!?」というものである。




談志師匠が亡くなったのち、残されたお骨は一部はお墓に、一部は大好きだったハワイの海に散骨されたとマスコミ各社へ発表された。

ところが、噂によると談志師匠の骨は散骨されずに手元にすべて残っており、談志師匠の遺言で「俺の骨は価値があるから高額で売るように」と骨の販売を関係者に指示していたという都市伝説がある。

その結果、一部の熱心なファンがビニール袋半分くらいの骨粉を手に入れたという・・・。

確かに立川談志といえば芸能界でも1、2を争うほどの守銭奴として広く知られていた存在である。




金の亡者と謳われた談志師匠らしい噂であるが、今のところ誰かが骨を手に入れたという報告はない。

まるで死体から金が出てくる落語「黄金餅」のようなぶっ飛んだ話であるが、考えてみればお金大好きな立川談志が他人を儲けさせるようなことを遺言にするとは思えず、ただの噂話と思われる。

まったく立川談志らしい毒の強い都市伝説である。

(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

立川談志