11月22日午前5時頃、福島県沖を震源とする最大震度5の地震があった。
気象庁の発表によると地震の規模を示すマグニチュードは7.4、当初は福島県や宮城県沿岸部に津波警報が、また東北から関東にかけての広範囲に津波注意報が発令された。
東日本大震災の記憶も新しい中の規模の大きな地震であり、また今年は福岡、鳥取と大地震が連続して発生したこともあり、ついに南海トラフ地震が起きるのではないかと噂になっていた。
ネット上で「魔の水曜日」こと22日に起きた福島の地震の本震が、23日に起きるという噂が流れたのも大地震になると言われている南海トラフ地震に対する不安と恐怖によるものだろう。
幸いにして今回は噂の「魔の水曜日」に地震が発生することは無かったが、他にも「もっと大きな地震が来る」と予想され、噂された日が存在した。
それは、2日後の24日である。
東日本大震災の前震は2011年3月9日、震度5弱だった。そして2日後に本震が発生、震度7を記録する。また4月の熊本地震の前震は2016年4月14日で震度7、本震は2016年4月15日に震度6強を記録している。
と言うことは、2日後の24日に本震が来るのでは?と噂されているのだ。
もっとも、大きな地震が起きた後はその後も暫くの間、相次いで揺れが起きる危険性が高いと見られている。
噂やデマに踊らされることなく、いつ災害が起こっても大丈夫なように対策や準備を行う必要があるのではないだろうか。
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)