「自殺したアイドル」として未だに語り継がれる岡田有希子さん。
1985年に亡くなっているのにも関わらず未だに語り継がれるのには、ただの現役アイドルの自殺という一面だけではなく「所属事務所からの飛び降り」「群衆の目の前で亡くなった」という事実のほかに「遺体の写真が週刊誌に掲載された」という事件があったからである。
岡田有希子さんの無残な亡骸の写真は時代を超え今ではネットでも拡散されて続けている。
事件当時はモノクロの写真のみの発表であったが、今では個人によりデジタルカラー化されたと思われる写真も出回っている。
カラー写真には噂になっていた事故当時の状況があからさまに写っている。
岡田有希子さんは所属事務所の屋上から落下したため、地面に激突した衝撃から身体の一部が周囲に飛び散っていたと当時、たまたま現場に居合わせた人間が証言していた。
当時は「道の石ころ」という説明もあったが、地の吹き出し方から考えても、また実際に見た人間の証言からも脳であることはほぼ間違いがない。
また、当時噂になっていた事としては「一部はファンが持ち帰った」という都市伝説がまことしやかに生まれていた。
しかしながら、どうやら「持ち帰った」人間は実在したらしい。
事故現場では岡田有希子さんの大ファンと思われる男性が地面に倒れこむように泣き叫んでおり、手には血にまみれた何かを握っていたという。
その男性が握っていたのがそうだったのかどうかは不明だが、事故の直後に於いて地元の警察に遺体の全てが回収されたわけではないといわれている。
(文:パンダ・レッサーパン・ダグラフ ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)