洋の東西を問わず、多くの人の亡骸が眠る古戦場には幽霊が出ると伝えられている場所が多い。

また、戦争関連の遺物に関しても、持ち主の恨みや無念の思いがしみついているのだろうか、写真に収めた際に心霊写真が写ってしまう事も多々ある。




また、そんな遺物を多く展示している博物館や資料館でも、写真を撮影した際に変なものが映り込んでしまうと言うこともあるようだ。

こちらの写真はイングランド・ウェールズ州に存在するセントファーガンス国立民俗博物館にて、ある家族が撮影したものだ。

%e5%8d%9a%e7%89%a9%e9%a4%a8%e3%81%ae%e5%85%b5%e5%a3%ab%ef%bc%92博物館の庭で子供と母親が遊んでいる様子が写っているのだが、いずれも背後に奇妙な影が存在しているのだという。

子供用の遊具にまたがっておどける母親の後ろの茂みをよく見ると、うつろな目で立っている人間らしき姿が写り込んでいる。またもう一枚、子供が遊具で遊んでいる写真では、茂みの中に青くぼんやりとした二人の人影らしき物が見えるのだ。特にこちらは茂みの上に頭が出ているようにも思われる。

写真に写っている人影の姿をよく見ると、1640年代に使用されていたイギリス軍の制服に似ているという声が挙がっている。そのため、この写真に写っているのも兵士の霊ではないかとされているのだ。




この博物館は野外博物館であり、広大な敷地の中にウェールズ各地から移築された昔ながらの農家や中産階級のお家、公共施設、貴族の屋敷などを自由に見ることが出来る施設となっている。

移築された建物とともに、浮かばれない兵士の霊が迷い出てきてしまったのだろうか?

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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