今、アイドル業界に激震が走っている。
乃木坂46の橋本奈々未に続き、カントリー・ガールズの嗣永桃子が来年中に芸能活動を引退する。
古くからアイドルの引退は結婚、もしくは女優やタレントなどの方向転換を図るのが一般的だが橋本、嗣永ともに引退後は業界とは一切の縁を切り一般女性として生きる道を選んだ、ということが話題を呼んでいる。
その背後には「音楽不況」「テレビ業界の不況」など金銭的な原因もあるとされているが、とある関係者によると相次ぐアイドルの引退の背景には2018年10月31日の「全放送局免許失効」の影響があるのではないかとされている。
「全放送局免許失効」は2018年10月31日を持って日本の全放送局の放送免許が失効、翌日より免許更新となる。
2018年11月以降も放送を続ける場合は政府の提案する「放送と通信の完全融合」をクリアしなくてはならず、場合によっては全ての放送局が終了するのではないかと囁かれている。
そのため、2年後にはアイドルだけではなくお笑い芸人や俳優いったあらゆるタレントが活動を縮小するのではないかとも噂されている。
特に移り変わりの激しい若手芸人はいつまでも近年、事務所からの強制的な解雇通告をされるケースが相次いでおり、これはテレビを使った売り出しプランが組みにくいことが原因とされている。
現在、アイドル業界は大手から中小の事務所、またはフリーで活動している地下アイドル、研究生まで含めるとその数は誰にも想像がつかないほどに巨大化している。
このうち、次の2年間でテレビの人気者になれるのは、ほんのひと握りであり2018年を視野に既にグループの解散、活動引退、事務所解散などを計画している経営者も多いという。
その意味ではトップアイドル2人の引退は象徴的な出来事を先の関係者は語っている。
(文:横須賀小禄 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)