防犯や観察のため、24時間作動し続け、映像を記録する監視カメラ。常に作動しているためか、時には我々が想像だにしていなかった奇妙な物体が映り込んでしまうことも多い。
こちらはイギリス・ケント州グレーブゼンドに存在するクリケッターズ・パブの店内に設置されたカメラが捉えていたものだ。
カウンターを見下ろすようにして店内を撮影していたものなのだが、閉店後で誰もいない暗い店内に、白いぼんやりとした謎の影が出現し、うろうろとフロアを歩き回るのだ。
この防犯カメラはスマートフォント連動しており、異変が起きたり進入者の姿を捉えると自動的に動画が店主の元に配信される形になっていた。
店長の女性が確認してみると、人間とはいえない謎の白い影が動いている様子が映っていたため、驚いて動画を保存、彼女の家族や店員たちに報告したのだという。
この店の歴史は長く、1842年に開業して以来オーナーを変えてずっとパブとして営業されてきた。今回動画を確認した女性は2015年にこの店に入ったという。
このパブには以前より、前の店主であった「マーフィー」という人物の霊がでると言われていた。
ワインセラーなどで足音が聞こえる、奇妙な悪寒や人の気配がするといったものだったが、まさか本当に姿が捉えられてしまうとは、と皆は驚いているという。
もっとも、映っている白い影をよく見てみると、「2人の人間の足」ないしは「4本足」に見えるため、複数の霊が出現した、動物の霊ではないかとする意見もある。
果たして、この動画に映ってしまったものの正体は何だったのだろうか。
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(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
※写真はYOUTUBEからのキャプチャ