心霊写真というと、普通ワンカットだけに奇妙な影が写り込んでいたという例が多い。
だが、今回紹介するものは奇妙な影が複数の写真に収められ、また移動している様子が捉えられたという非常に興味深いものだ。
写真は今年の夏、アメリカはフロリダ州のレディントンビーチにて撮影されたものだ。
撮影者の一家は夕方、波打ち際で写真を撮影し、夕日が綺麗だったのでそのまま風景を何枚か記念に撮っておいたのだという。もう時間も遅かったため、撮影者の家族以外に観光客や漁師など他の人は誰もいなかったと証言している。
だが、普通なら何も写っていないはずの海に、黒い人影らしきものがぽつんと立っているのだ。まるで海を泳いできて、波間から姿を現したようにも思える姿だが、この謎の黒い影は次の写真では消えてしまうのである。
幽霊にしては実体があるように思える姿となっているため、未確認生物だったのではないかとする意見も出てきているが、撮影者は他に誰もいなかったと証言しているので、何らかの実体をもつ生物ではない事も明らかである。また、海から空へ上っていく特徴を持つ未確認生物の報告も今のところ存在していない。
果たして、この家族が撮影してしまったものは何だったのか?
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)