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終電後「なんで切符が買えるんじゃ!」ブチ切れ男性に「一理ある」





兵庫県生田署は30日未明、JR三ノ宮駅(神戸市・中央区)において大阪行きの電車に乗ろうとした男性(74歳)が駅員に終電を告げられ、「何で電車がないのに切符が買えるんや!」と駅員を殴った容疑で逮捕された。

当日、大阪行きの電車はすでに終了。反対の姫路方向は運行していたという。

殴られた駅員はえらい災難ではあるが、ネットでは「男性の意見も一理ある」と擁護する声もある。

終電が終わっているのに切符を購入したのは確かに男性のミスではあるが、そもそも行けないとわかっているのに切符を買わせた駅側に落ち度はなかったのか、という意見もある。




本件に対する駅側と男性の見解の相違だが、まず電車は男性が行こうとしていた反対の姫路方向は運行していたという事実である。また、男性の行き先がわからない以上、駅員には切符を販売しないという権利はない。

男性は、JRの切符に「本日限り有効」と書かれているため、翌日以降に使用できないことに対して、腹を立てたと思われる。しかしながら、終電が発車した後、鉄道会社は誰にでも払い戻しに応じる義務が発生する。

男性は高齢かつ酒に酔っていて、早めに帰りたかったというはやる気持ちもあったことで、正常な判断が出来なかったようだ。

近年、全国の鉄道会社では乗客と駅員のトラブルが続いているが、新サービスが目まぐるしく展開される鉄道業界だけに常に最新と最善の対応を求める市民の声は強い。

※写真はイメージです

(江戸前ライダー ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)