アメリカを代表する未確認生物ビッグフットは、山や森に住んでいると言われ、身長は2~3メートルと非常に大きく全身は毛むくじゃら。ネイティブアメリカン達の伝説にも登場しており、多くの目撃証言や物証も残されている。
当然写真や動画も多く撮影されており、中でも「振り返りながら森の中へ入っていくビッグフット」の姿を捉えた動画「パターソン・フィルム」はビッグフットのイメージを広く知らしめた代表的な動画だ。
しかし、残念ながらこの動画については、フェイクである可能性が高いものである事が判明している。それ以外にも、山に現れたクマを誤認した写真がビッグフットのものであるとみなされた事もある。
しかし、今でもビッグフットを捉えた動画や写真は撮影され、公開され続けているのだ。
下の動画は8月末頃に撮影され、9月1日にYoutubeに公開されたもの。ユタ州のプロボ市営空港付近にて撮影されたものである。
動画は自家用車の車内の様子から始まる。
撮影者らが乗り込んでほどなくして、車は発進。車の外に向けられたカメラは、夕焼けとトウモロコシ畑の様子を撮影している。
車が畑を通りすぎようとした時、畑の中で何かが動いていく様子が捉えられるのだ。
背の高い草が生えているが、人ないしは類人猿に近い上半身が見える。
それはゆっくりのっそりと草むらの中を歩いているのだが、車の方がスピードが速かったため、カメラが捉えられたのは通り過ぎるこの一瞬だけだったようだ。
はたして、この黒い影の正体は何だったのだろうか。
例えば畑に迷い込んだ犬や熊などの可能性も考えられるが、四足歩行する動物にしては肩の位置が高く、背筋が伸びているように見える。
しかし、ビッグフットと言うにはサイズが小さく、大きく見積もっても2m超えないと思われるため、ビッグフットの子供ではないか、ないしはビッグフットとはまた別の獣人UMAなのではないか、とする意見が出てきている。
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
関連動画
Bigfoot Sighting near Provo Airport