今でも幽霊が多く目撃されるイギリスでは、多くの人々が幽霊の存在を信じている。
また専門家やアマチュア含め多くの心霊研究家や幽霊ハンターが存在しており、心霊スポットや幽霊が関与していると思われる事件の起きた場所に出向いて調査を行っている。
そんなイギリスで現在注目を集めている家がある。
レスターシャー州に存在するある家では、36年間に渡って悪霊が出没し住民に危害を加えているというのだ。
その家に住む女性は、就寝中に幽霊に足を掴まれ、ベッドから引きずり下ろされたり、殴られるような衝撃を頭に感じる事があると証言していた。また、物が独りでに動くポルターガイスト現象も何度か起きているという。
この現場に入った心霊研究家が調査を開始したところ、ラップ音が鳴り持参していた聖書が燃えてしまうという事態が起きたという。当然周囲に火気はなかったため、相当な悪霊がこの地に住み着いているという予想がなされた。
また、撮影した写真には謎の白い影が写り、定点カメラには部屋を漂う白いオーブの姿が確認された。
そして、様々な調査の結果、この家に住み着き彼女に悪影響を与えている霊が、かつてイギリスを恐怖に陥れた連続殺人鬼「切り裂きジャック」のものではないかという結論に至ったのだ!
切り裂きジャックは無差別連続殺人の元祖とも言える、19世紀末にイギリスのロンドンで発生した凶悪事件だ。
犯行が行われたのは1888年8月31日から11月9日までのおよそ2ヶ月間、女性が中心に狙われており、警察も捜査の結果複数の容疑者を選び出していたが、現在でも犯人は分かっていない。
その切り裂きジャックではないかとされた容疑者の一人が、かつてこの地に住んでいたという。その人物は幽霊になってもなお凶暴さを失っておらず、現在の住人である彼女に危害を加え続けているというのだ。
だが、切り裂きジャックの容疑者とされた人物は相当な数になるし、その人物が切り裂きジャックであった確たる証拠もない。
しかし、この家に出る霊が切り裂きジャックでなかったとしても、相当現世に恨みを抱いている悪霊であることに違いはないとして、更なる調査や教会に依頼しての悪魔払いを計画中であるという。
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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