2018年の大河ドラマが林真理子原作『西郷(せご)どん』に決まり、脚本が中園ミホが担当することが9月8日NHKの公式発表にて明らかになった。現在、主演は未定であるという。
すでに今年夏あたりには「2018年の大河は西郷隆盛になるのでは?」と予測がされており、また9月に入り堤真一が西郷隆盛役を演じるという一部報道があったが、現時点では未確定だという。
西郷隆盛といえば非常に男らしい容姿の人物として有名だが、もっとも有名な肖像画は後年、親戚の顔から作られたモンタージュだったことは有名で、明確なイメージは付きづらい人物でもある。
現にこれまでドラマで西郷隆盛を演じた役者は、里見浩太朗、松方弘樹、西田敏行、宇梶剛士、吉川晃司とイケメンからいかつい風貌、コミカルな役者まで多種多様で(ちなみに苗字つながりで西郷輝彦も西郷隆盛を演じている)、堤真一の報道が出た際も疑問の声をあげる大河ファンも多かったという。
しかし、実際の西郷隆盛は細身の体型だったともされており、「無骨な雰囲気が意外と適役ではないか?」とも言われていた。
もっとも堤真一は、現在52歳で大河が撮影される頃には50代中盤になるため、青年時代の西郷を演じるのは厳しいのではないか?という声もある。
もっとも上記のとおり、西郷隆盛役者はすべてがイメージが統一されていないので、もはや誰が抜擢されても驚かないという豪胆な大河ファンもいる。
果たして、「西郷どん」を演じきるのは誰だろうか?
(文:横須賀小禄 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)