あなたは理解できるか?京都大学学園祭のテーマが「超難読暗号」に?
京都大学が毎年開催している学園祭「11月祭り」において、同校のかかげた統一テーマが「あまりに難読すぎる」と話題になっている。
京都大学11月祭公式HPには「統一テーマが決まりました!」とのエントリーで、
「ぽきたw 魔剤ンゴ!? ありえん良さみが深いw 京大からのNFで優勝せえへん? そり!そりすぎてソリになったw や、漏れのモタクと化したことのNASA✋ そりでわ、無限に練りをしまつ ぽやしみ〜」(原文ママ)
とある。
まったく意味不明の暗号であるが、同ページには「趣意文」として
「このテーマ案は、昨今ネット上で頻繁に見られる、いわゆる「オタク構文」を改変したものである。 この文に使用されているフレーズの多くを、京大生はSNSや友人との会話の中で使用している。それらのフレーズは有識者が有り難がるような「美しい日本語」とは程遠いだろう。 だが、この「オタク構文」に見られるような、既存の枠組みを疑い破壊し、自らの手で新たな枠組みを創造する姿勢こそが京大生、ひいては京大生によって創られるNF(編集部注:NovemberFestivalの略)の真骨頂ではないだろうか。」
つまり上記の「統一テーマ」はネットで流行っている「オタク構文」を京都大学に置き換えたものであり、『「オタク構文」のように日本語の枠を超えるような取り組みを文化祭では行いたい」という意味があるという。
しかし「オタク構文」は京都大学が言うほど流行しているとはいえず、多くのネットユーザーも大半の人間が理解できていない。
そのためほとんどの人には「ただの暗号にしか見えない」「ギャグにしては滑っている」という冷ややかな反応しかなく、また「これが理解できないと京大に入れないのか?」と受験生にとっても穏やかな自体ではなくなっているという。
(文:北島あいら ミステリーニュースステーションATLAS編集部)