スコットランドにて巨大な恐竜の足跡発見!生態や行動が明らかになるのか?

スコットランド北部に位置するスカイ島でにて巨大な恐竜の足跡化石が発見されて話題になっている。年代は約1億7000万年前のジュラ紀中期、足跡は2頭分と考えられている。

今回の足跡化石はエジンバラ大学と中国科学院の共同チームが2016年年に現地で行った調査結果をスコットランドの地学専門誌に発表したことで注目を集めることとなった。




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2016年に行われたスカイ島での調査で、岬にある湖の潮が引いた際に足跡が現れたのを学生が発見。チームがドローンを用いて上空から撮影したところ、2種類の恐竜が残したと見られる50個の足跡が確認された。

責任者によれば、足跡の大きさは車のタイヤほど。そこから類推される恐竜重さ10トン以上、体長15メートル前後の大きな草食恐竜が残したと考えられている。




もう1種類の足跡はティラノサウルスに近い種類の肉食恐竜だったと推定されている。恐らく二頭の恐竜は湖で出くわし、互いに餌を求めて歩き回っていたと考えられている。肉食恐竜が草食恐竜を狙い追いかけていたのか、互いに餌を探していたのかは解らない。だが、この足跡は当時の恐竜たちのドラマチックな生態を物語るものとなっている。

足跡を発見した研究者らは、当時の恐竜の生態や行動を知るためにスカイ島での調査をさらに進める予定であると語っている。

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©PIXABAY

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