先日、人間の魂の変容である「アセンション」を促す存在「バシャール」について紹介した。
そんな「アセンション」に関連する話を人類に提供している宇宙的存在は他にもいる。クラリオン星人に誘拐された過去を持ち、その後彼等とコンタクトをとり続けているマオリッツォ・カヴァーロ氏も、「アセンション」に関する話を聞かされているのだという。
カヴァーロ氏は人類が宇宙的な文明に進化するのか、それとも悲劇的な結末を迎えるのか、その帰路にあると指摘している。だが、2012年に地球や人類が破滅することはなく、ひとつのサイクルが終わりを迎えるのだという。
滅亡が起きるとすれば、それは文明的な滅亡で、次のステージへとグレードアップするための転機になるだろうとしている。カヴァーロ氏によると、人類が破滅を回避するためには、物質的なものに囚われるのをやめ、精神面を見詰める必要があり、そこから生きている価値を見いだす必要があるのだという。
こうしたカヴァーロ氏の話は、ネイティブ・アメリカンのホピに伝わるある予言とも共通点が見いだせる。
ホピ族の聖地には「ロードプラン」と呼ばれる岩絵が存在しているが、その岩絵には2本の道が描かれており、一方の道は多くの人間がいるが、途中から道が波状にギザギザな形で描かれ、途中で終わってしまう。
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Hopi Wisdom a New Earth – Prophecy Rock
もう一方の道は人間の数は少ないが、畑で収穫を行っている姿が描かれており、その道は長く続いていく。これは人類の未来を予言したものだといわれており、多くの人間がいる道は白人社会を中心とした物質的なものを指向する世界で、もう一方の道は自然との調和がなされた目指すべき世界だと解釈されているのである。
このように「アセンション」をテーマに様々な予言やメッセージを振り返ってみると、場所や時代を選ばず、様々な共通点が見いだせるのは、非常に興味深い点である。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)