2016年4月30日、桂歌丸の『笑点』降板のニュースが流れ日本中が歌丸師匠へ感謝の意を表した。
しかし、なかには早とちりで「桂歌丸死去」と勘違いした人が少なからずいたのだという。なかなか失礼な話だが、『笑点』で散々ネタにされているだけに信じてしまった人も多いという。
歌丸師匠に限らず芸能人につきものなのが「死亡説」。かつては志村けん、高倉健などが生きているのも関わらず「死亡した」というデマ情報がよく流れたものである。
現在はインターネットの普及により、悪質なデマが拡散することは少なくなったが、なぜか定期的に「死亡説」が流されてしまう芸能人がいる。
有名なのがコメディアンの伊東四朗。ざっと確認すると、10回以上もネット上で「死亡説」が流されている。何故、伊東四朗にばかり死亡説が流れてしまうのか理由は不明だが、おそらくは同じ名前の人が多くいて(伊藤四郎、井藤士郎など)、新聞のラテ欄に紹介されることが多いのが原因のひとつではないかと思われる。
逆に言うと、「いとうしろう」という名前の人は、新聞に載れるほどの大人物になれるという意味でもあり、近年新たな都市伝説が生まれている。