妖怪・幽霊

修験の山が高速バスの説明不能な事故を引き起こした!?

 2008年1月14日午前9時半ごろ、高速バスの事故が発生した。

 山形県鶴岡市田麦俣にある国道112号の月山第2トンネル内で高速バスの運転手が失神したのだ。このバスは酒田ターミナル(同県酒田市)から、山形駅行き高速バスで、男性運転手(52歳)が突如意識を失った。

 幸い異常に気がついた乗客が、タイヤを縁石にこすりつけ道路脇に停車させたが、危うく大惨事となる寸前であった。乗客26人にけがはなかったが、奇妙なことにこのトンネルでは昨年にも失神事件が起きている。




 これはあくまでも筆者・山口敏太郎の推論に過ぎないが、月山(1984m)は、羽黒山(414m)、湯殿山(1504m)と並び出羽三山と呼ばれ、修験道の三大霊場であった。

 また刀鍛冶が盛んな場所で、月山の麓で鋳造された刀剣は「月山物」と呼ばれ尊ばれた。さらに、伝説の刀鍛冶、鬼王丸が住んでいたとされる魔所なのだ。

 彼らは御山の霊気にあてられてしまったのだろうか?

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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画像©写真素材足成