9月21日、TBSにて2009年に放送終了した「どうぶつ奇想天外!」が特別番組として復活することが決定した。
1993年から約16年に渡り動物の面白さなどを探求してきた国民的番組の復活にインターネットでは「懐かしい」「好きだったなぁ」という声が続出している。
「どうぶつ奇想天外!」は猫や犬などのかわいい動物だけではなく、スタッフがサバンナやアマゾンの秘境に実際に飛び、肉食動物の実態や自然世界の摂理などを骨太に紹介。
当時の子供たちに感動とそして、ちょっぴりとトラウマを与えたことで有名である。
さて、「どうぶつ奇想天外!」といえば「爬虫類に詳しい」ということで度々番組に出てきた名物動物学者・千石正一先生であるが、残念ながら2012年に62歳で亡くなったために登場することは叶わない。千石先生は爬虫類の研究家であるが「爬虫類のことは研究材料として好きだが、本当に好きなのは猫」と公言するなど、くだけたキャラクターで番組の人気者だった。
また、1996年には同番組のロケに同行した写真家がヒグマに襲われ死亡する痛ましい事件も行った。直前の模様は後日番組でも放送され大きな話題を呼んだ。
現在、動物番組は数が減少し、制作費の面から長期ロケができない事情もあり「どうぶつ奇想天外!」の復活は難しいのではないかといわれていたが、無事に放送されることが決定し、かつてのファンは今から楽しみにしているという。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)