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【爆笑UMA】まるでクトゥルフ!?奇妙なギョロ目イカが発見された!

地球の七割を占める広大な海には、未だに知られていなかったり、生態が不明とされている生物が多く存在している。

例えば深海に住む生物たちは、過酷な深海の環境に適応するために独特の姿をしているものが多く、水族館でも深海生物をテーマにした展示は高い人気を誇っている。




こういった珍しい生態を持つ生物や新種の生物は、未だ調査がなされていない所の多い深海だけではなく、近海でも発見されることがある。

今回注目を集めているのは、海洋調査船が撮影に成功したある生物の姿である。

カリブ海の島国、セントビンセント・グレナディーン所属の海洋探査船EVノーティラス号がカリフォルニア沖で撮影したものだ。水深約900メートルの海底に、小さいが紫色の目立つイカの姿が確認できる。だが、カメラが寄っていくと、そのイカは極端なギョロ目をしている事が解るのだ。

このイカの姿を見た人の中には、「クトゥルフが実在していた!」とコメントする人も存在している。

クトゥルフはアメリカの小説家H.P.ラヴクラフトが創作した作品の中に出てくる邪神であり、現在は海底で眠りに付いているが、ひとたび目を覚ますと世界を破滅に導くとされている。その姿はタコに似た頭部にイカに似た触腕が顔から生えており、手足にはかぎ爪、背中にコウモリのような羽根を備え山のような巨体をしているとされている。

このイカの姿が、正しくクトゥルフの顔そっくりだというのだ。

確かに色といい漫画に出てくるキャラクターや戯画化したクトゥルフのようだが、これはれっきとした実在する生物である。

この生物について、調査を行っていた海洋生物学者らはダンゴイカの仲間であるBobtail squidの一種ではないかと回答している。




日本で言うミミイカに近い種類のものであり、イカの仲間の中ではかなり小型のものだ。丸っこい頭部と大きな目が特徴であり、餌を捉えたり敵から身を守るため粘液をまといながら砂に潜ってカモフラージュする習性がある。よく見ると、カメラが寄っていくに従って体色が濃さを増している事が解るため、カメラを敵と見なして警戒色を見せていたのかもしれない。

今後も観察や研究によって、今まで知られていなかった生物の生態が明らかになる日が来るのではないだろうか。

(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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