ポリティカル・ゲーム

石田純一の出馬はやはり無謀?レギュラー番組4本にCM契約多数

タレント・俳優の石田純一が7月8日、東京都内で会見を開き、「野党の統一候補であるならば、ぜひ出させていただきたい」と改めて出馬する意向を示した。

しかし、石田の所属事務所は「(石田の)スケジュールに記者会見はなかった」また石田の出演する番組関係者は「まったく聞いていなかった」とほぼ石田の独断により出馬の意向を決めたと予測される。

また石田の事務所は「番組やCMもあるので物理的に無理」とも語っており、事務所側がストップをかける可能性もあるという。




石田純一現在、テレビ・ラジオのレギュラーを4本抱えており、うち2本はABC「石田純一のシネマに乾杯」、JFNラジオ 「石田純一のNo Socks J Life」と冠番組も持っているのだ。その他テレビのゲスト出演やイベント出演、CM出演まで含めると石田のタレントとしてのスケジュールはかなり埋まっていると思われ、仮に出馬したとしても番組降板までの準備とともに選挙の準備が重なるため物理的に不可能と思われる。

また、強引に出馬したとしてもすべての番組は遅くとも7月いっぱいで降板しなくてはいけないため、都知事選に受からなければそのままテレビ業界から干される可能性を含んでいる。かつて俳優の嶋大輔が政治家への転身準備のため芸能界を引退したが、政治家にはなれず再び芸能界に戻るもうまくいかなかったケースがあるので所属事務所としては石田の出馬は「死んでも止めたい」という気持ちであると予測される。

(横須賀小録 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)