エイリアン「技術の証拠」を見つける!新たな地球外知的生命体探査

現在、世界中の科学者が行っている地球外知的生命体探査(SETI)。よく知られている手法としては、はるか彼方から届く電波を観測する方法があるが、この度ハーバード大学とスミソニアン天体物理学センター、ロチェスター大学は共同で新たな方針で地球外知的生命体が存在する証拠を探すことを表明して注目を集めている。

NASAから助成を受けたその研究内容は、文明の技術的な兆候(technosignatures、テクノシグネチャー)を見つけ出すというものだ。

ロチェスター大学のAdam Frank教授は、「これまでのSETIでは、電波を受け取ったとしても広い宇宙のどこに注目して見ればよいのか突き止めきれないという課題に常に直面していました。望遠鏡をどの星に向けて電波信号を探していけばいいのかという課題です。宇宙には生命が存在する可能性の高い惑星を含め、何千もの太陽系外惑星がありますが、特に2種類の文明的な兆候、『太陽電池パネル』と『大金汚染物質』に焦点をあてることで探す対称を絞り込めるのではないかと考えています」と語る。




地球に似た環境を持っていると考えられている惑星の中には、恒星の潮汐(ちょうせき)作用によって自転と公転の周期が同期した惑星が幾つも見つかっており、このような環境の惑星では片側が昼、片側が夜になっているため、もしこの惑星に知的生命体がいたとしたら夜側の地域で活動するためのエネルギーを得る必要がある。

そこで昼側の地域に大規模な太陽光発電施設を建設する可能性があり、発電用ソーラーパネルによる反射光を技術的兆候として認識できるかもしれないというのだ。

もう一つは大気汚染物質の存在だ。地球でも大気汚染が問題になっているように、知的生命体が存在する可能性のある惑星の大気中には、自然界ではまず生成されない大気汚染で生じる化学物質が存在している可能性があるという。




「宇宙には私たちが所有するものに類似した、ないしは私たちのものよりも洗練された地球外知的生命体の先端技術の痕跡が存在しているはずです」とAvi Loeb教授は述べる。

近年になり、多くの潜在的に居住可能な太陽系外惑星が特定されるに至っている。

Loeb教授はさらに「今回の試みが、私たちと同じかそれよりもはるかに進んだ異星人の技術文明の兆候を探る新しい方法を定量化できることを願っています」と語っている。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Pete Linforth PIXABAY

 

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