ゲリー板橋
山口敏太郎先生、愛夢様、夢朗様、スタッフの皆様、こんにちは。
ゲリー板橋でございます。
先日のアトラスラヂオの放送で、シマ117 様の投稿で、崇徳院こと崇徳上皇様に関するエピソードがありましたが、ちょっと思い出した事がありますので書きます。今から、8年ほど前の事であります。
私の年下の友人は徳島県は坂出市の出身です。仮の名前をトシとしておきます。
彼は崇徳上皇様は徳島の守り神様だと普段から申して降りました。彼は暴飲暴食の強者でもありまして、その腹もなかなかの風観でありましたが、やはりその障りは起こるものでありまして、どうも最近、体調もすぐれない、病院に行く前に、京都の崇徳上皇様の所縁のある白峰神社に参拝してくる、と京都に上洛しました。
参拝の御礼や御札等を購入して、帰宅してから気がついたそうなのですが、お釣の千円の一枚が,何の手違いか、壱万円札だったのです。
トシは、ゲリーさん、これは、徳をもらいましたよ、と喜んでいましたが、
私は、それは神社の間違いだから、直ぐに返して来なさい。
崇徳上皇様は徳島の守り神なんやろ?
と言いましたが、
トシは、渋っていました。
それから数日後、トシが青い顔をして私の元に訪れました。
トシは、私と会った、その夜に奇妙な夢を見たそうです。
彼が寝ている枕元に、大入道が現れたそうです。
よく漫画に現れるような大入道で、ふんどしをしめて、口の回りには、輪のような髭を生やした大入道で、彼の壮観たる腹を強い力で摘まむのだそうです。
強烈な痛みが走り、トシは、止めてくれ、許して下さい、と懇願したそうです。
そこで夢から覚めて、あたりをみると当然、大入道等いませんが、腹の痛みは残っていました。
気になるので病院に行き診察してもらいますと、腎臓、があまりよくないし、胃の具合もよくないので、暴飲暴食は控えるように、との事だったそうです。
彼は、京都の白峰神社にお金を直ぐに返しに行ったそうで、神社の方も、わざわざ、ありがとうございます、と喜んでいたそうです。
大入道と崇徳上皇様が関係しているのかは、わかりません。
単なる偶然なのでしょうが、思い出したので投稿致しました。
私の住む大阪市の隣の兵庫県尼崎市には崇徳院の地名の町もあり、崇徳上皇様には所縁もあります。
日本三大怨霊たる御霊は早良親王、菅原道真公、崇徳上皇様でありますが、果たして崇徳上皇様が怨霊にあげていいものか、昔から疑問でした。
それは、早良親王や菅原道真公にも言える事で、歴史は勝者が書いたものだからです。
崇徳上皇様は帝に都に戻りたい願いを、自らの血に筆をしたため、法華経二十八品を献上したと聞いております。
しかし、時の帝はそれを呪いであると、打ち捨てたそうであります。
自らの血、云々は別として、法華経二十八品という仏門に帰依し争いがない事を願い、崇徳上皇様の献上した経文を打ち捨てた、帝こそ、第六天の魔王そのものではないのでしょうか。
争いは絶えず、その後も続くことになります。
投稿されていたシマ様の御父様が一日も早くお元気にならる事をお祈りいたします。
年末までに、また色々と投稿させて頂きます。
それではまた。(原文では徳島県となっているが、崇徳上皇がお守りしているのは、香川県である。)





