セサミストリートの人気キャラクター、クッキーモンスターが高速道路にてスピード違反している様子が交通カメラに撮影され、当局も面食らう、というとんでもない事件がドイツで発生していた。
問題のクッキーモンスターは9月20日にドルトムント近郊で目撃されたもので、同市警察によればこのドライバーは制限速度を時速7マイル(約40ドルの罰金)オーバーしていたという。
そこからこのクッキーモンスターに扮した運転手は、自分たちの悪ふざけが交通カメラに記録されるよう、わざとスピードを上げたのではないかと警察側は推測。

しかし見た目こそユーモラスかもしれないが、警察によればこのイタズラは笑い事ではすまないという。
着ぐるみという「限られた視野」で高速道路をスピード違反することは、道路上の他の人々をかなりの危険にさらすことになると指摘。この写真をSNS上に上げた同警察署は「事故現場で応急手当をする時や、愛する人に死のメッセージを伝える時にどんな気分になるのか、ざっくばらんに話し合いましょう」とクッキーモンスターに向けて呼びかけ、市民に情報提供を求めた。
幸いなことに、セサミストリートでクッキーをひったくったときとは違い、この偽クッキーモンスターは無罪放免にはならなかった。当局は交通カメラの写真によって車の持ち主を特定、罰金を科したと報告した。
Cookie Monster bizarrely caught speeding on traffic cam — but cops were not amused https://t.co/ATeA5NaTo6 pic.twitter.com/Wz6XL97qcU
— New York Post (@nypost) October 9, 2024
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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