世界中でますます拡大していく「地球は平らである」を信じる人々 

アトラスでは過去に「地球が平面であると信じる人々」フラットアーサーについて紹介した。

観測方法のない昔は大地が平らであり、星が動くのは空のほうが回っているからだと考えられていた。しかしそれも天文学の進歩や観測で否定され、今我々が立っているのは地球という丸い天体の上である事は常識となっている。

ところが近年、欧米を中心に「地球は平らである」と考える人が増えつつあり、しかもこの考えはどんどん広まって来ているという。

「地球は平らである」と信じている『ビハインド・ザ・カーブ 地球平面説』




例えば、テキサス州ダラスにて第3回年次フラットアース国際会議が先日開催された。そこでは「現代の科学が間違っている、宇宙飛行は偽物であり、地球は平らな円盤状である」という揺るぎない信念を抱く参加者が数百人単位で世界中から集まっていた。

なぜ、地球平面説が広がりを見せているのか?

それにはSNS等の発達により、意見交換や互いにつながる機会が増えているからだという。周囲に言っても信じてもらえないことでも、ネットであれば同じ意見を持つ人に会える機会も増えて連帯感を感じられるため、そうして同士を増やしていくのだという。




このようなトンデモ説の広がりについて、心理学者のダニエル・ジョリーは以下のように語る。

「このような人々は自分なりに世界を理解しようとしているので、いわゆる定説を疑う傾向にあります。彼らは政府やNASA等の公的機関など、強い権力のある人々やグループに不信を抱いている可能性があり、その場合、陰謀論から抜け出すことは困難なのです」

陰謀論や都市伝説は面白いものではあるが、やはりある程度のリテラシーを持って楽しむべきものなのだろう。

関連動画
Inside a Flat Earth convention, where nearly everyone believes Earth isn’t round

(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Vicki Nunn PIXABAY


 

関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る